メカニカルスイッチを搭載したコンパクトキーボードが税込み7,580円と格安で面白そうなので購入してみました。
目次
上海問屋 日本語73キー配列コンパクトメカニカルキーボード(TTC静音赤軸Ver.)
購入したのはドスパラでおなじみの上海問屋です。
格安でコンパクトで日本語配列のメカニカルキーボードとくれば、購入してみないわけにはいきません。
キーボードの特徴
- 配列カスタマイズ用DIPスイッチ搭載
- 効果用キーキャップ付属
- キーボードバックライト搭載
- TTC製メカニカル静音赤軸
- Nキーロールオーバー
- アンチゴースト
- 60%サイズ
製品レビュー(写真多め)
ドスパラ店舗で購入しましたが無骨なダンボール箱むきだしで販売されていました。
袋から取り出すと
・キーボード本体
・接続用有線ケーブル
・交換用キートップ(CTRL,Option,Caps,CMD,Blank×2)
・キープラー
が入っています。
交換することによってWindowsでもMacでも快適に使うことができますね。
有線接続用USBケーブルは、USB-A to mini USB-Bで長さは約150cmです。
60%サイズなのでファンクションキーは省かれています。
Fnキーと数字の組み合わせで使用します。
キーボードはステップスカルプチャになっていて高級キーボードさながら打ち心地は良好です。
キートップはシリンドリカルになっていて打鍵時の指当たりがしっかりします。
キースイッチはTTC switch社製の静音赤軸silent red keyswitch V3を採用しています。
静音赤軸はピンク色をしています。
double wall structureという構造でグラつきは全くありません。
キートラベルは3.7mm±0.4mmでHHKBのType-Sに近い深さです。
キーピッチは実測で縦横19mmでした。
(精度の高いスケールではないのであくまで参考程度にお考え下さい)
本体裏側には有線ケーブルの取り回し用の溝と、高さ調整用の足(調整は1段のみ)、DIPスイッチがあります。
有線ケーブルを接続するとこのような取り回しになります。
高さ調整は折りたたんだ状態と足を立てた状態の2段階です。
足を立てるとしっかりと高さが出るのでどちらかでお好みの高さになるのではと思います。
キーボードバックライトは白色LEDです。
暗い場所でも刻印の視認性は高いです。
明るさや光るパターンの調整はFnキーとの組み合わせで可能です。
- Fn+ESC=Windowsキーロック
- Fn+1〜^=ファンクションキー
- Fn+ZXCVBNM,=マルチメディアキー
- Fn+ .=LEDの点灯・消灯・モーション切替
- Fn+↑↓=LEDの明るさ調整
- Fn+←→=LEDのスピード調整
TTC switch社製 静音赤軸silent red keyswitch V3
使用されているキースイッチは深センに本社を置くTTC switch社の静音赤軸です。
今回のキーボードに使われているのは、その中でもV3と呼ばれる2021年5月15日に発売された新型スイッチです。
静音赤軸の特徴
静音性が特に高いことが特徴です。
実際に使ってみてもメカニカルらしさよりも静電容量無接点に近いタイピングの感覚で、HHKBの静音モデルに似ていてスコスコといった打鍵音です。
- 押下圧:45±10gf
- 耐久性:5,000万打鍵
- 反応ストローク:1.9±0.6mm
- 総ストローク:3.7-0.4mm
スペックを見てみるとHHKB-TypeSを意識しているかのように似ています。
メーカー公式サイトによると、タイピングの静音性を特徴として挙げています。
TTC静音赤軸 | 36db |
TTCメカニカル | 63db |
cherry軸 静音赤軸 | 45db |
cherry軸の静音モデルよりも静かに仕上げているようです。
実際に打った印象としてもどのメカニカルキーボードにも似ていなく、メカニカルキースイッチを使って静電容量無接点を再現したかのような印象です。
上海問屋のコンパクトキーボード メリットとデメリット
まとめ
上海問屋のキーボードを購入して実際に使ってみました。
格安キーボードとは思えないほどしっかりとした作りになっていて、何よりTTC社製のキースイッチの完成度に驚きました。
省スペースで高い静音性のコンパクトキーボードを探している方にはおすすめできる商品です。