キーボードは好きですか?
突然の質問から失礼いたします。
最近はスマートフォンやタブレットの影響でパソコン離れが進んでいるという声が多く聞かれていますが、私はパソコンはもとよりキーボードが大好きです。
眺めているだけでお酒が飲めますし、ASMR*聞きながら眠りに落ちられる程度には変態的に愛しています。
*ASMR…人が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地よい、脳がゾワゾワするといった反応・感覚。
-Wikipediaより引用-
キーボードは文字を入力する際には当然ですが最も触れる場所であり、このフィーリングによって仕事の進捗速度はもとよりモチベーションが大きく左右される要素だと思っています。
現代の仕事をキー入力なしで進める事の方が難しいですよね。
目次
キーボード選びで譲れないポイント
フルサイズのキーピッチ
絶対条件の一つがフルサイズのキーピッチであること。
フルサイズというのはキートップの間隔が縦横19.05mmのことを呼びます。
これは1台のパソコンだけですべてを賄えばどんなキーボードでも慣れてしまえば良いのですが、何台も操作する場合にはキーピッチが変わると打ち方も微妙に調整する必要があるんですよね。これって機械に体を合わせる必要があってストレスになります。
テンキーレス
事務作業などで数字をたくさん扱う方はテンキーがあった方が良いと思います。
私の場合は文字入力が9割で数字入力は文章中に出てくる数字程度です。この程度の入力であればマウスまでの距離が遠くなるデメリットの方が上回ります。
45g以下の重くない荷重
キーボード入力をするのにスイッチが重い荷重は、実は気持ち良いです。
カタカタンッターーン!!
とenterキーを叩くような入力であれば、ある程度反発してくる高荷重のキーボードの方がスカッとします。
しかし、これも何千文字と入力していると次第に疲労してきます。
最後はもうキーの上に指載せたら反応してくれよ…というほど腕と指が疲れてくるでしょう。
それほどまでに入力する方は45g以下の荷重が良いと思います。1万文字を超える方ですと30gも視野に入るでしょう。
また、最初から筋力が少なく数百文字打っただけでも疲れちゃうような方には変荷重というホームポジションで人差し指が一番重くて、力のない小指にいくにつれて荷重が軽くなっていくキーボードもあります。
おすすめキーボードWindows編
前置きが長くなってしまいましたが、この記事ではwindowsPCを使用したときにおすすめのキーボードを書いていきます。
自分にはどんなキーボードが合うかなぁと悩んでいる方の参考になればと思います。
RealForce各種
各種とザックリ書きましたが、これは完全に好みで選択してもらって大丈夫です。
なぜなら、どれを選んでも間違いのないキーボード代表だからです。
先程述べた、荷重のグラム部分とテンキーありなしで選んでもらうと良いかと思います。
静電容量無接点
静電容量無接点の入力は底打ち(キートップをしっかりと底の位置まで押し切る)の必要がなく、ある程度押し込んだ時点でスイッチとして反応してくれます。底まで打ち込まないことで指への疲労が軽減されるのと物理的なキーの劣化が防げるため長期間使用が可能です。
静音モデル
静音のありなしは個人の使用環境によりますが、静音モデルではなくてもそこまで大きな音はしません。
しかし、静かな場所で入力の必要があるならば、静音モデルを選択したほうが安心でしょう。
静音なしの方が人気らしいですが、個人的には静音なしモデルのカチャカチャよりも静音モデルのスコスコの方が気持ち良いです。
ストロークの深さ
深さに関しては完全に好みが分かれるでしょう。普段ノートPCのみを使用していている方ですと特に最初は違和感があると思います。好きな人は好きですが、慣れない人からすればキートップの山々が邪魔して指が引っかかる感覚があるかもしれません。
しかし慣れると高速かつ疲労感が少なく文字入力ができるようになります。
変荷重と等荷重
キーの荷重は疲労に直結します。
しかしながら軽ければ良いというわけではありません。
車を運転される方でしたらアクセルを踏み込むのに重ければ長時間運転するときに疲れやすいのは当然だと思いますが、軽すぎたらどうでしょう?足を載せているだけでどんどんスピードが出てしまうため、踏みすぎないように足に力を入れて調整する必要があります。
つまり、高速でタイピングできる方は軽いキーを使用すれば疲れ知らずでどんどん打てますが、そこまでタイピングに自信がないよって方は軽すぎると逆に誤入力が増えてBackSpaceキーを押す機会が増えるでしょう。
私の場合はe-typingでAマイナス程度の腕なので30gだと軽すぎます。
45gAllくらいがちょうど良いです。つまりあまり上手ではありません。完全なタッチタイピングではなく、自信のないキーはチラッとキーボードを見て打つこともままあります。
テンキーありなし
数字の入力機会とマウスまでの距離とのトレードオフです。ホームポジションからマウスまでを往復することは最も多い移動です。
この距離を縮めることは小さいようで繰り返すと大きな差です。あまり数字入力をされない方ですとテンキーレスが幸せになれます。
Macを使っていてWinキーがあるのってアイデンティティ的にどうなの?ってところですね。気にしないでMacでリアフォって方も見ますのでお好みで。私は混在する感じがどうも許せないためwindowsでの使用にのみリアフォを選択します。
Enterキーより右側ってどれくらいの人が使っていますかね?多用するよって玄人の方もいると思いますが、文字入力に限って言えばPageUPやPageDownとか案外使ってない、またはなんのためにあるか分からない人の方が大半ではないでしょうか。
熟知して使えるようになると活きる場面も多々あるのですが、これもマウスへの距離とトレードオフとして、別のキーの組み合わせで代用できる場合、省いても良いです。(ストイック)
FILCO マジェスタッチ
ThinkPad
これはキーボードというよりノートPCそのものになってしまいますが
職場と個人所有でそれぞれ2017年と2018年モデルのThinkPad X1carbonを使用していますが、ノートPCのキーボードとしては最高の打鍵感でしょう。
荷重の重さ、キートップの質感、キーの跳ね返り、静音性が高次元でバランスよくまとまっています。
windowsノートPCはThinkPad以外考えられない理由の一つです。
他にX220も所有していますが長くなりますので別の記事で紹介したいと思います。
ちなみに以下のようなトラックポイント付きのキーボードのみでも販売しています。
まとめ
デスクトップで使用する場合やノートPCでも外部モニターに接続してデスクトップのように使用する場合はRealForceが最適解で、WindowsノートPCの購入から迷っている人はThinkPadまたはLet’snoteを選択すると大変気持ち良いと思います。
ゲーミングデバイスの選び方については今回は触れませんでしたが、嫌いじゃない分野のため、また別記事で紹介したいと思います。
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