日頃の疲れを癒やしに温泉でも行きたくなりませんか?
でも子どもを連れて行くことを考えるとつい億劫になってしまうことってありますよね。
かくいう私もお風呂大好きなのですが、子どもができてからは温泉旅行はおろか近所の飲食店に行くのもだいぶハードルが上がりました。
そんな時、どこかキッズ向けの良い温泉でもないかと探していたら北湯沢にある『森のソラニワ』を見つけました。
目次
まずは予約
これ最近のホテル予約の常識ですが、公式サイトが一番!
各予約サイトもメリットがあるのですが実は意外と公式サイトが「ベストレート保証」を謳っていたり、公式から予約すると特典があったりします。
森のソラニワでは公式サイトから予約して当日に現金支払いをすると5%OFFになります。
現代のキャッシュレスの流れをブッた切るような企画ですが、5%OFFは大きいでしょう。もちろんそれよりもメリットの大きいクレカ等を使用されている方はそちらを優先していただいても構いません。
おすすめのプラン
これはお子さんの年齢によりますが10歳くらいまではア・ソ・ボーヤのチケット付きプランがおすすめです。
チェックイン日の10時から遊べてチェックアウト後も20時まで入場できます。
ア・ソ・ボーヤについての詳細は後述しますね。
お部屋の選び方
キッズ向けの場合はここが重要になってきます。
大人だけの場合はレディースルームやカップルルームの予約もありだと思います。が、
子ども連れの場合は「ジュニアファミリールーム」または「キッズスペシャルルーム」が良いでしょう。
なにが違うのかって
こちらがキッズスペシャルルームです。
壁に小さなボルダリングがあったりとジュニア向けといった感じです。
次にジュニアファミリールームがこちらです。
畳がとても広くて76平米あります。布団を敷いても余裕で大人5−6人は寝られますよ。
ソファの部分も少し掘りごたつ形状にはなっていますが、段差は高くなく安全面に配慮しています。
乳幼児でも安心のため0から2歳くらいまではこちらの方がおすすめです。
安全面に配慮しているといえば
ソファのテーブルなど角という角に透明のクッションが付けられています。
せっかくの温泉旅行で怪我でもしたら思い出が台無しですもんね。
配慮が行き届いています。
費用
1人15,000円くらいが相場になってきます。
乳幼児は食事や寝具の有無などで無料の場合もあります。
例)大人2人と2歳未満の食事寝具なしだとだいたい3万くらい。
温泉宿への行き方
新千歳空港からでも札幌からでも遠くはないです。
札幌市内から車で行く場合は主に3ルートあります。
- 国道230号を通って中山峠を越える
- 国道453号を通って支笏湖の脇を抜ける
- 高速道路を使って千歳で降りてから国道453号を通って支笏湖の脇を抜ける
どこを通ってもだいたい2時間くらいかかります。
全てのルートを使ってみましたが、冬に行く場合は峠が滑って走りにくい日も多いと思いますので3.の高速道路が懸命かと思います。
夏なら2.が良いのかなと思います。
それでも高速降りてから山道のような一般道がしばらく続くので、平坦な道のりだけで辿り着けないのが難点です。
また、少し古いカーナビですと「第二名水亭」と表記されます。
そういえば昔、第二名水亭って子ども向けの温泉あったなと思い出したんですが、当時は独身だったため興味がなく行ったことはありませんでした。
チェックイン
チェックインは13時半ころから受け付けているようです。
早くに行ってのんびりしたい方は早めも良いのかも。
我が家は夕飯の時間から逆算して食前にお風呂、その前にア・ソ・ボーヤで1時間程度は遊ぶだろうと予想して15時半ころに着くように行きました。
到着するとまずエントランスが広い!
レセプションでチェックインを済ますとウェルカムドリンクならぬウェルカムドーナツが配られていました。
きのこ王国が近いこともあってか、きのこ型のドーナツでした。
目の前でたこ焼き器のようなもので焼いてくれていて、シュガーや抹茶などのトッピングを付けて食べるのですがホットケーキのような味でとてもおいしかったです。
その他にもウェルカムキャンディもあったりとウェルカムしまくりです。
お部屋紹介
今回宿泊したのはジュニアファミリールームです。
フロアによってスタンダード・ファミリー・カップル・レディースと4タイプに分かれています。
もうとにかく広いです。そして清潔感が行き届いています。
木のぬくもりたっぷりで落ち着く色合いとデザイン。癒やされる…
電球ひとつとってもオシャレ
備え付けにコーヒー緑茶の他に「さくさくじゃがぱい」(お土産でも売っている)など一通りありますが、冷蔵庫内には水2Lが無料でついてくるのはありがたいです。
ハンガーも大人用だけではなく子ども用のサイズも常備しています。
こういった子ども向けの足台も用意されているので乗って手を洗うことも可能です。
袖なしの丹前がありました。
よく見るとタグには『MITSUKOSHI』のロゴが。
さて、お部屋について早速ですが予定していたアスレチックに行きます。
ア・ソ・ボーヤ
室外には自然を活かしたムササビなるアスレチックがあります。が、こちらは冬期期間はクローズです。
室内にはア・ソ・ボーヤというアスレチックがあります。これ子どもならみんな好きなんじゃないでしょうか。
0才児でも雰囲気で楽しめますし、1才児は女の子ならままごとキッチンセットや足で漕ぐ乗り物、男の子ならブランコや木製迷路を走り回るのも良いでしょう。
2歳以降では立体木製迷路内をアップダウンしながら攻略して滑り台からボールプールにダイブしたりとアグレッシブに体力を使ってくれそうです。
ボルダリングもあるので、多分小学4年生くらいまでは確実に楽しめそうですね。
プール
室内プールは遊べるプールではありません。普通の25mプールです。
一度水着を着て意気揚々と入ったことがありましたが、深すぎて娘は抱いて歩きました。遊具もなく遊べるのは室外のみとなります。こちらも冬期期間はクローズです。
食事
食事処はア・ラ・ソーヤという場所でバイキングです。
団体向けの宴会場のプランはありますが部屋食はないようです。
はじめにこれ最も懸念しました。個室の食事で家族団らんしたいなって思っていたので予約するまで思案してました。
しかしこれ、思いっきり裏切られました。ア・ラ・ソーヤ最高です。
なにが良いかというとバイキングの種類が多く、新鮮な旬のものや地のものがたくさんあります。また、料理人が目の前で作ってくれる本格実演コーナーではステーキや天ぷら、寿司等もあります。
キッズ向けのコーナーももちろんあって充実度と子ども目線の配置で楽しすぎるわけですよ。
広々としていて混雑していてもそこまで苦ではありません。
キッズコーナーの高さわかりますかね?だいたい50−60cmの高さに料理が配置してあってある程度の年齢であれば自分でとることもできます。
さらに食事スペースの奥にはまたまたアスレチックがあります。
大きな木の周りに小屋や小さなテントがあってこれまた楽しめます。
少し目を離せる年齢のお子さんであれば、遊んでいるのを確認しながら大人はゆっくりと食事が摂れます。
しかしレストランの開いている時間に関してはやや短いように思いました。
夕食時間は18時ころからオープンだったと思いますが、チェックイン時に15−30分刻みで入店時間を決められます。
我が家は19時の入店にしたのですが、19時50分にアルコールのラストオーダーさらに20時15分には蛍の光が流れ始めます。
最後は急いで食べて出ましたので、早めの時間に入店予約をしておくことをお勧めします。
温泉
さて、食事を済ませたら目的である肝心の温泉に行きます。
お風呂は38℃から41℃の内風呂が4つほど、打たせ湯1つ、歩行浴1つ。
洗い場は10−15箇所はあったと思います。
内風呂の1つには50−60cm程度の浅めの浴槽があり、小さなアヒル隊長が100羽くらい浮いていますので子どもも楽しんでくれます。(時々アヒル以外にカエルもいました)
露天風呂も屋根付きで1つあり、なんとサウナもありました。
これはサウナ好きとしては大変ありがたい!
席数は12人くらいは入れそうですが、みなさん子どもを連れてお風呂に来ているためサウナはほとんど使われておらず私は貸切状態でした。
温度は85−90℃と表示されていましたがやや低く感じました。
水風呂は23℃とやさしめ設定です。
しっかり3セット入って整いました。
その他の館内紹介
喫煙所は館内に6箇所あり個室では全て禁煙なようです。
またエレベーターは3機ありますがそれぞれ部屋のカードキーをかざさないと目的の階に止まりませんのでセキュリティ設計はしっかりしているかなと。
それぞれのエレベーター内にはおもしろ時計が掛けてありました。
お風呂を出ると自然をあしらった広々とした休憩スペース。
お土産
お土産屋さんは午前は7:30~11:30午後からは14:00~22:00に営業しています。
お土産に限らず部屋で飲むものやおつまみなんかも買うことができます。
すごく地味な場所にひっそりと売られているのですが個人的にこの「帆立塩辛」がめちゃおすすめです。ご飯にもお酒のお供にも止まらなくなります。
感想
実は2019年末に初めて訪れてあまりに良かったので2020年2月にも早々に再訪してしまうほどの中毒性はあります。
なにより子どもが飽きずに楽しんでくれて、なおかつ大人も食事やお風呂をしっかり楽しめるってなかなか双方が満足する条件って他にないんですよね。
もちろんまた行きたいですし、次の機会を既に伺っています。
ここが良かった ここがウ〜ン
かんたんにまとめると
・予算はだいたい3−5万くらい
・遊ぶ場所もあって宿内どこを歩いても楽しめる
・お風呂も食事も部屋も子どもが満足してくれるでしょう
・大人もゆったりお風呂とおいしい食事に舌鼓
極論
10歳以下の子どもがいて北海道北湯沢に行けそうなら行って間違いなし!
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