第二種電気工事士の筆記試験と技能試験に合格して、これから免状を申請する方に向け解説していきます。
免状申請書の書き方に関して記載例がネットを探しても見つからないので、必要書類を準備して北海道庁の石狩振興局内にある商工労働観光課の窓口に直接伺って相談してきました。
・電気工事士の免状申請に必要なものリスト
・免状交付申請書の書き方
・気をつけた方が良いこと
・申請書の提出先がわかります。
目次
令和4年下期から変わること
免状がプラスチック製カードになる
これまでは紙製の免状でしたが、北海道では令和4年下期の合格者からプラスチック製のカードに切り替わります。
各都道府県によってプラスチック製カードの免状への切り替えタイミングは変わります。
全国的には令和5年度から一斉に切り替わりますが、北海道は先駆けて令和4年下期から変わるようです。
証明写真は1枚でOK
証明写真のサイズは履歴書用のたて4cmよこ3cmです。
必要枚数が1枚か2枚か情報が錯綜していました。担当者の方に伺ったところプラスチック製カードの場合は1枚で足りるので1枚で結構ですとのことでした。
申請に必要なものリスト
- 免状交付申請書
- 住所・氏名・生年月日を確認できる書類
- 証明写真
- 試験結果通知書
- 免状送付用封筒
- 収入証紙
電気工事士免状交付申請書
電気工事士の免状交付申請書はこちらからダウンロードできます。
印刷して記入しましょう。記入例は後述します。
住所・氏名・生年月日を確認できる書類
申請書の備考欄には住民票と記載がありますが、ホームページを確認すると
・住民票の写し(申請の日前6ヶ月以内に作成されたもの)もしくはそのコピー
・マイナンバーカード(申請の日が有効期限内のもの)のコピー【表面のみ】
・運転免許証(申請の日が有効期限内のもの)のコピー【両面】
・住民票記載事項証明書(申請の日前6ヶ月以内に作成されたもの)、もしくはそのコピー石狩振興局HP 第二種電気工事士免状の交付申請を行う方へより引用
と様々な選択肢があります。
確認したところホームページの情報が新しいようです。
申請書のフォーマットがまだ変更されていないため住民票のみの記載だったのですね。
証明写真
必要な写真はたて4cmよこ3cmの履歴書サイズです。
申請書には2枚添付と記載がありますが、確認したところ
北海道は令和4年度下期からプラスチック製カードに切り替わるので1枚で良いとのことでした。(2枚持って行ったので1枚持ち帰りました)
また、写真の裏面には必ず氏名を記入しましょう。
試験結果通知書
コピーではなく合格通知書原本が必要です。
ハガキを開いたら合格が記載されている左面が必要です。右面は不要なようです。
免状送付用封筒
はじめ申請書を直接持ち込む場合、封筒はいらないのでは?と勘違いしました。
封筒は出来上がった免状の返信用封筒として必要なんです!
サイズは長形3号(なががたさんごう)という定形郵便です。
たて23cmよこ12cmです。
封筒の表面には自分の名前と住所を記載しましょう。
収入証紙
収入証紙はこちらの北海道収入証紙売りさばき所で購入することができます。
銀行や警察署、少ないですがコンビニにも置いているようです。
5,000円1枚と300円1枚を購入します。
後述の記入例を参考に貼ってください。見た目はほぼ切手です。
収入証紙には消印が必要だとどこかで読んだので、念のため印鑑を持参したのですが確認したところ不要とのことでした。貼るだけで良いようです。
電気工事士免状交付申請書の書き方
申請方法は郵送と持ち込みどちらが良いの?
申請書は郵送が基本だそうです。しかし、書類の不備が心配な方は窓口でも受け付けているというスタンスのようです。
申請書に記入する生年月日は和暦?西暦?
免状に記載される生年月日が西暦のため申請書の生年月日には西暦で書いて欲しいとのことです。
申請書の提出先
〒060-8558
札幌市中央区北3条西7丁目道庁別館6階
石狩振興局産業振興部商工労働観光課指導保安係
TEL 011-231-4111(内線34-431)
さいごに
この記事では電気工事士の免状申請方法について書きました。
今回は私が実際に申請をして受理された方法です。
一方で申請窓口や担当者、地域によっては判断が異なる場合もあるため、冒頭でも記載した通り本記事による一切の責任は負いませんのでご了承ください。